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福祉、ド素人が「北欧の福祉を日本へ」を語ります。 『優しさと思いやりのある社会の創造』を目指して頑張ります。
念願の宿泊施設完成 水俣病患者らの「ほっとはうす」 14日魂入れ式 柱3本に思い込め 2008年3月13日(木)10:12 胎児性・小児性水俣病患者や障害者の授産施設「ほっとはうす」(水俣市浜町)が建設していた宿泊機能を備えた念願の新施設が完成した。今後の安全を祈り、スタッフが心構えを確認し合う「魂入れ式」が14日、新施設で開かれる。 敷地面積約600平方メートルに建設された木造平屋建ての新施設は、床面積約300平方メートル。押し花や名刺制作、食品加工などを行う作業室、交流スペースのほか、現施設にはない宿泊部屋や浴室、食堂などを備える。バリアフリー化され、水俣病患者や障害者の生活支援機能が大幅に充実。 施設内でひときわ目を引くのがヒノキの3本の柱。交流スペースには直径約50センチ、長さ7メートルの大黒柱。それより一回り小さい2本が正面玄関付近に立つ。 3本の柱は、2月28日に亡くなった施設の運営母体「さかえの杜(もり)」理事長の故杉本栄子さんと、山口保彦理事、それに活動の理解者である吉井正澄・元水俣市長が寄贈したものだ。 3本の柱には、支えてくれた人々の思いと、もやい(関係の再構築)や、のさり(天からの授かりもの)といった「ほっとはうす」の基本理念が込められている。 加藤タケ子施設長は「風雨に耐え、成長したヒノキに守られた施設。障害者に配慮された造りで50年、100年先を見据えた建物」と喜んでいる。実は、建物の設計監修を担当した白木力さん=熊本市=も杉本さんを追うように今月1日に亡くなった。 総事業費は約8500万円。国や県の補助もあるが、土地代など自己負担も多いため、「ほっとはうす・さかえ基金」は寄付を呼び掛けている。ほっとはうす=0966(62)8080。 =2008/03/13付 西日本新聞朝刊= |
上の記事を見たとき、一つの唄を思い出しました。 元ちとせさんの『語り継ぐこと』です。 水俣病になった方がたは高齢になり日本社会でも忘れようとしています。 日本の高度経済成長を享受した人たちもいた反面、地獄の苦しみをした人たちもいるのです。 その方たちの事を語り継ぐのが、次世代を受け継いだ私たちの義務だと思います。 水俣病資料館 水俣病50年 元ちとせさん『語り継ぐこと』の歌詞 |
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